























「フラッドセーフ ライト」は、タキロンシーアイの軽量パネル式の簡易止水板です。豪雨・集中豪雨・台風などによる浸水に備え、建物の出入口や通路、施設の開口部などから水が浸入するのを抑え、浸水被害の軽減を目的として使用します。
フラッドセーフ ライトは、必要なときに設置する簡易タイプの止水板です。常設する柱やレールを必要としない設置方法にも対応しており、普段は収納しておき、浸水のおそれがあるときに設置できます。
1段タイプは水深50cm、2段タイプは水深1mに対応。店舗・銀行・マンション・ビル・病院・介護施設・工場・浄水場・ポンプ室・変電室など、さまざまな場所での浸水対策に使用されています。
簡単な2ステップで設置
フットペダルを踏み、左右の固定金具のレバーを倒すことで設置できます。フットペダルによって側面パッキンを奥方向に圧縮し、レバーを90度倒すことで、パネルを左右・下・奥の3方向へ圧縮して固定します。
3方向からしっかり固定
固定金具のレバーを倒すと、製品の設置方向・床面方向・建物側方向の3方向に力がかかります。止水パッキンが下地に密着することで、止水性を高める構造です。
水の力を利用して止水性を高める構造
パネル内部はハニカム状の中空構造になっており、浸水時には側面の水抜き穴から内部へ水が流入します。内部に入った水の重さによって底面の止水パッキンに力が加わり、止水性を高める構造となっています。
軽くて強いポリカーボネート製
強度に優れたポリカーボネートに独自のハニカム中空構造を組み合わせることで、軽量化と強度を両立しています。土のうよりも軽く、金属製止水板と同等の強さを特長としています。
透明で屋内から水深を確認しやすい
パネルが半透明のため、屋内側から浸水時の水深を確認しやすい設計です。圧迫感を抑えながら止水対策を行いたい場所にも適しています。
燃えにくく、熱にも強い
ポリカーボネートの特性により、衝撃に強く、燃えにくく、熱にも強い素材を使用しています。広い温度域で使用でき、資料では-30~100℃の温度域が示されています。
フラッドセーフ ライトは、固定金具と止水パッキンによって3方向からパネルを密着させる構造です。
レバーを倒すことで固定金具から左右・下・奥の3方向に力がかかり、パネルをしっかり固定します。固定時には止水パッキンが押しつぶされて下地に密着し、水の浸入を抑えます。
さらに、パネル内部へ水が流入すると製品自体の重量が増し、底面の止水パッキンに力が加わることで、より高い止水性を発揮する構造です。
固定後はロック解除を行わないと外れない構造となっており、金属止水板と同等の水圧に耐えることができるとされています。
1段タイプは、高さ500mmの軽量パネル式止水板です。対応浸水深は500mmで、店舗・事務所・工場・施設などの出入口や開口部の浸水対策におすすめです。
標準品は開口部の幅700~2,350mm以内に対応します。標準品のサイズだけでは対応できない場合でも、サイド柱や中間柱などのオプション部材を使用することで設置できる場合があります。
1段タイプは側面パッキンの幅を150mmと広めに設計しており、できるだけ多くの間口に対応できるよう配慮されています。
2段タイプは、高さ1,000mmの軽量パネル式止水板です。対応浸水深は1,000mmで、より高い浸水を想定した水害対策に使用できます。
2段タイプは設置時に上下のパネルをつなげて使用します。設置時にはパネル上部と下部に不要なすき間がないことを確認しますが、レバーを倒した直後にパネルが「く」の字になることで生じるすき間は、水圧によって徐々に垂直になる構造のため問題ないとされています。
2段タイプはすべて受注生産品です。設置する間口や設置条件を確認したうえで製作します。
フラッドセーフ ライトは、一般財団法人建材試験センター立ち合いのもと、JIS A 4716に準拠した方法で止水性能試験を行っています。
1段タイプはJIS A 4716 Ws-6等級相当、2段タイプはWs-5等級相当です。
試験では、1段タイプは水深50cm・W2,000×H500mmの条件で、漏水量1L/(h・平方メートル)以下。2段タイプは水深100cm・W2,000×H1,000mmの条件で、漏水量3L/(h・平方メートル)以下という結果が示されています。
なお、これらは試験条件における試験値であり、保証値ではありません。実際の漏水量は建物の構造、床面や壁面などの下地の種類・状態、設置方法などによって異なります。
土のうより軽量で扱いやすい
土のうは1袋が約18kgで、複数個を積み上げる必要があります。フラッドセーフ ライトはポリカーボネート製のハニカム中空構造を採用し、軽量化されています。
金属製止水板に近い強度
軽量でありながら、金属製止水板と同等の強さを特長としています。持ち運びや設置のしやすさと強度を両立した簡易止水板です。
必要なときに設置できる
普段は取り外して保管し、豪雨や台風など浸水のおそれがある場合に設置できます。
フラッドセーフ ライトは、設置する場所の寸法や床面、柱・壁などの状態によって、そのまま設置できるかどうかが決まります。
開口部の寸法
1段タイプは開口部の幅700~2,350mm以内、2段タイプは700~1,950mm以内が基本的な対応範囲です。
サッシ部分などの奥行は15mm以上、幅は35mm以上、固定する柱・壁なども正面・側面・底面の3面に著しい凹凸がなく、十分な強度があることが必要です。
床面の条件
金属・石・コンクリートなど、十分な強度があり、著しい不陸・割れ・突起物・段差がなく平滑な床面が基本となります。
磁器タイルの場合は目地幅や目地深さ、傾斜・勾配などの条件があります。条件によってはモルタルなどによる下地調整が必要です。
アスファルト・点字ブロック・インターロッキングブロックなど、そのままでは設置できない床面もあります。
フラッドセーフ ライトには、設置場所に応じて使用できる各種オプション部材が用意されています。
サイド柱
開きドアや通路など、直接パネルを固定しにくい場所に使用します。
サイド柱L
ドアの取手が大きい場合や、ドア下部の丁番などが干渉する場合に使用できるオプション部材です。
屋内用サイド柱
扉の内側など、屋内側に止水板を設置したい場合に使用します。
中間柱
間口が広い場合に使用し、フラッドセーフ ライトを横方向へ連結することで、より広い開口部に対応できます。
自動ドアセンサー回避部材
自動ドアのセンサーと止水板が干渉する場合に使用します。
フラッドセーフ ライトは、さまざまな施設・建物での浸水対策に使用されています。
店舗・スーパーマーケット
店舗の正面出入口や通用口など、豪雨時に水が入り込む可能性のある場所の浸水対策におすすめです。
銀行・事務所・マンション
建物の出入口や管理人室など、重要な設備や室内への浸水を抑える対策に使用できます。
病院・介護施設
施設利用者や設備を守るための水害対策として、出入口などへの設置を検討できます。
工場・浄水場・ポンプ室・変電室
工場やインフラ関連施設など、水害による設備被害を抑えたい場所にも使用されています。
エレベーター前・通路
建物内部への水の侵入を抑えるため、エレベーター前や通路への設置にも対応しています。
1. フットペダルを踏む
フットペダルを踏むことで側面パッキンを奥方向へ圧縮します。
2. 左右のレバーを倒す
固定金具のレバーを90度倒し、パネルを左右・下・奥の3方向へ圧縮して固定します。
設置後は、パネル上部・下部や側面パッキンにすき間がないか確認してください。
取り外す際は、必ずロック解除を行ってからレバーを上げてください。ロック解除を行わずにレバーを上げると製品が破損するおそれがあります。
使用後は、パネル内部に水や泥、落ち葉、小枝などが残っている場合があるため、内部を確認して清掃してください。
止水パッキンは経年や使用によって劣化するため、定期的に状態を確認してください。パッキンの変形や損傷などがある場合は、止水機能を十分に発揮できない可能性があります。
交換用止水パッキンも用意されています。製品を長く安全に使用するため、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。
フラッドセーフ ライトは、設置場所によって必要な製品サイズやオプション部材が異なります。
特に、実際の開口幅だけでなく、パネルを設置するために必要な固定面の幅・奥行・高さ、床面の状態、ドアやサッシ、取手、自動ドアセンサーなどの位置をご確認ください。
オプション部材を使用する場合は、オプション部材の幅を差し引いた寸法が対応間口となるため、製品サイズの選択には十分ご注意ください。
間口が広い場合や、通路・開きドア・屋内・自動ドアなどへの設置では、サイド柱・中間柱・屋内用サイド柱・自動ドアセンサー回避部材などが必要になる場合があります。
フラッドセーフ ライトは完全に止水できる製品ではなく、水が浸み出す可能性があります。漏水量は建物の構造や下地の種類・状態、設置方法などによって異なります。
止水性能試験の数値は試験値であり、保証値ではありません。また、製品に変形や損傷がある場合は止水機能を保持できなくなる可能性があります。
より高い止水性を必要とする場合は、別商品「フラッドセーフ パネル」もご検討ください。
豪雨・台風による浸水に備えたい方
近年増えている集中豪雨や台風による水害に備え、建物の出入口などへの浸水対策を検討している方におすすめです。
土のう以外の浸水対策を探している方
土のうを大量に運搬・積み上げる代わりに、軽量パネル式の簡易止水板を導入したい方におすすめです。
軽量で設置しやすい止水板を探している方
ポリカーボネートのハニカム中空構造による軽量化で、持ち運びや設置の負担を抑えたい場合に適しています。
店舗・工場・施設の水害対策をしたい方
店舗、銀行、マンション、病院、介護施設、工場、浄水場、ポンプ室、変電室など、さまざまな施設の浸水対策におすすめです。
必要なときだけ設置したい方
普段は取り外して収納し、豪雨や浸水のおそれがあるときに設置したい方に適しています。
タキロンシーアイの「フラッドセーフ ライト」は、豪雨・台風・集中豪雨などによる浸水被害の軽減を目的とした軽量パネル式の簡易止水板です。
1段タイプは水深50cm、2段タイプは水深1mに対応し、店舗・銀行・マンション・病院・介護施設・工場・浄水場・ポンプ室・変電室など、さまざまな場所の浸水対策に使用できます。
独自のハニカム中空構造を採用したポリカーボネート製で、軽量でありながら強度にも配慮。フットペダルとレバーによる簡単な2ステップ設置、3方向からの固定、2種類の止水パッキンによる止水構造などが特徴です。
また、サイド柱・サイド柱L・屋内用サイド柱・中間柱・自動ドアセンサー回避部材などのオプション部材を組み合わせることで、さまざまな設置場所に対応できます。
豪雨や水害への備えとして、出入口や開口部の浸水対策・簡易止水板・防水対策をご検討の方は、設置場所の寸法や下地条件をご確認のうえ、フラッドセーフ ライトをご検討ください。